スレート屋根
畜舎の暑熱対策
暑い夏。家畜は体温が上がると採食量が低下し、牛・豚の場合では泌乳量や増体量が減少するほか、受胎率の低下が生じるなど、畜産経営に大きな経済損失を及ぼします。鶏の場合も汗腺を持たないため、体温調節が難しく、熱射病で死に至るケースも少なくありません。
―セラミック遮熱・断熱塗料「クールサーム」の暑熱対策効果―
・ 牛舎内環境温度低下
・ 暑熱による牛の体力消耗の防止、治療費の節約、死廃事故の減少
・ 採食・横臥増による安定した泌乳量確保
・ 換気扇作動制御による省エネ効果
・ 投資効果・10年間のメンテナンス不要
屋根内側温度 サーモグラフィ撮影
屋根内側温度は、17℃低下しました。
牛舎屋根からの遮熱対策を考える際に重要なことは、屋根内側(牛の居住空間)への熱の侵入を抑え快適性を保つことと、
熱を夜間まで保持しないことです。
<お客様の声>
・いつもは、朝一番に牛舎に来ると、立ちっぱなしの牛がいるのに、全部の牛が横臥してくつろいでいたのには感動した。(夫人)
・採食量は増え(残餌がなくなり)、翌日のバルク乳が増えた。
・夕方の搾乳時、屋根からのほてりがなくなり、換気扇の送風を緩めることができた。電気代の節約にも効果がありそうだ。(経営主)
月刊「畜産コンサルタント」2013年6月号掲載